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                                                2014年7月3日発表

「第20回全優石ニューデザインお墓写真コンテスト」

入賞者のお墓建立エピソード

「第20回全優石ニューデザインお墓写真コンテスト」全体まとめはコチラから


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ニューデザイン大賞
5歳の娘が描いた「じいちゃんとばあちゃんの絵」を墓石に
名前:玉村 毅    住所:静岡県静岡市葵区 墓地名:静岡市営沼上霊園
お墓建立の際のエピソード

「お墓を買ったから、墓石をデザインして欲しい。」と、父に言われたのは昨年末のことで、デザインの仕事をしている私は、何か我が家らしさのあるステキなものを作りたい!と、考えました。

5歳の娘に「じいちゃんとばあちゃんの絵を描いて」と頼んだところ、ばあちゃんが遊びに来た私達のためにおいしい天ぷらを揚げているところ、じいちゃんは娘が大好きなハーゲンダッツのアイスクリームを買ってきてくれたところを描きました。父と母に見せたところ「今のウチの有り様がでてるね」と気に入ってくれて、この絵を彫ることに決めました。

はじめは、いわゆる横型のお墓の形を基本に考えていたのですが、鏡面のように磨かれた石には、空が映るはずだということに気づき、思い切って平らな形の石に絵を彫ることにしました。完成した石には、思った通りきれいに空が映り、天上と地上を結ぶ特別なしかけのように見えます。

元気な父母が、天国に逝ってしまう日が来るなんて今は全く信じられませんが、いつかここに残された家族が立つ時には、空を映す石に彫られた楽しげな父母の絵を眺め、家族みんなが健康で一緒にいることを楽しんでいる今の時間を振り返り、長い時間をかけて幸せな家族を作ってくれた両親に感謝するのだと思います。

最後になりましたが、デザインと強度の両立を計るために、石選びや設計に的確なアドバイスを下さり、娘が描いた通りに絵を彫るご手配をしてくださった、石材店さんにお礼を申し上げます。ありがとうございました。


ニューデザイン特別賞
「家族愛」を真っ赤なハートで表現。ミッキーとミニーを墓前に。
名前:住井 一宏    年齢:57歳
住所:埼玉県川口市 墓地名:むさしの聖地永久の郷
お墓建立の際のエピソード

今回初めて「生前にお墓を建てておいた方が良いかなあ〜」 と考え、いくつかの霊園を案内して頂きました。そして沢山の緑と花に囲まれ、広々と明るい素敵な霊園に巡り合う事ができました。そこにいるだけで心に安らぎを感じられ、大変気に入ってしまいました。この場所になら今直ぐにでも自分たちのお墓を建てたいと強く思いました。

「人を愛する心」、「人から愛される幸せ」、「家族愛」を真っ赤なハートで表現し、ハートと黒色の台座をうまく組込ませ、ハートが宙に浮いて見える様に工夫しました。もちろん香炉もハート型にし、それを黒色の花立で支えているようにデザインしました。そして墓碑・香炉・花立全ての設計図を描きあげました。また、粘土と発砲スチロールで墓碑のミニチュア模型も作りました。これらを持って、石材店の施工部にもお伺いし、打合せを行いました。特にハートの形の可愛らしさに拘ったため、担当者の方がわざわぎミニチュア模型や等身大のハートの風船等を持って石の加工現場である中国まで行き説明してきて下さいました。それを知って本当に嬉しく思い、感謝の気持ちで、いっぱいになりました。センチメートル単位での細かい設計図であったにもかかわらず、思い通りの墓碑を作製して頂き、大感激です! !

また石碑に刻む文字や模様にもハートを沢山使い、可愛らしくデザインしました。最後に家族みんなが大好きなミッキーとミニーをハート型の台の上に設置しました。この設置も許可を取るのが大変でしたが、石材店様の協力のおかげで願いが叶えられました。ありがとうございました。完成までにはここには書ききれない長い道のりがありましたが、自分たちの想いのこもったお墓を建立する事ができ幸せに思います。愛が永遠に続きますように...*ミッキー&ミニーは著作権等許可済みの石像です。


ニューデザイン特別賞
碑文は「REST IN PEACE」、上方に北極星、下方にバイキング船
名前:山永 順一    年齢:74歳
住所:福岡県福岡市早良区 墓地名:(財)二見ヶ浦公園聖地
お墓建立の際のエピソード

  
カナダのトロントの北100キロのところにある、アリストンという小さな田舎町に仕事で滞在したときに、町のはずれに墓地がありました。広い芝生の敷地に思い思いの酒落たデザインのお墓が不規則に建ち並び、お墓というより公園のようで大変印象に残りました。お墓を建てるのならこのようなお酒落なお墓にしたいと思い、退職後海外旅行をしている道中で墓地を見かけたら立ち寄って、お墓の写真を撮って蓄えていました。

私は海が大好きで、お墓は海が見えるところに建てたいと思っていたところ、退職してまもなく希望どおりの海が見渡せる墓地が見っかり、土地を先に購入し昨年お墓を建てました。

蓄えていた数ある海外のお墓の写真の中から、北欧の旅の思い出として、ノルウェーのロム・スターブ寺院の敷地に建っていたお墓を参考にデザインすることにしました。

海外のお墓は芝生の上に外柵なしで、直接石碑が建っていて、シンプルで、すっきりしています。私も、芝生の上に石碑を直接建てたかったのですが、霊園の規約で芝生は禁じられているので、芝生に見立てた低い平坦な外柵の上に、石碑とその左右に花立てを設置し、その他の付属品は一切ない、芝生の上に石碑が直接建ったシンプルで、お酒落なお墓のイメージにしました。

上面を平坦にするために、拝石は石碑の背部に外柵の上面と面一に配置し、後方に引き出せるように工夫しました。お墓は終の棲家ですが、私達夫婦がこの世に存在した証としてのモニュメントとして考えています。

それで、碑文をREST IN PEACEにして、上方に北極星を、下方にバイキング船を配置しました。また、外柵の上面に波の絵柄を彫刻して、北極星を目印に長い人生の航海を終えて、ここに安らかに眠ると言うストーリーにしました。私達夫婦の他に2人の名前が刻んでありますが、私達夫婦の名前だけではバランスが悪いので、1人娘の夫婦の名前を入れました。

日本のお墓とかなり違った外観ですので、私達のイメージのお墓を作って下さる石材店が見つかるかどうか案じていましたが、協力して下さる石材店が見つかり、度重なるデザイン変更にも快く対応して頂き、お陰様で満足できるお墓を建てることができました。 


ニューデザイン賞
セスナを操縦する亡夫をステンドガラスで表現
名前:豊川くみ子  
住所:宮城県仙台市泉区 墓地名:仙台市いずみ墓園 
お墓建立の際のエピソード

生前夫は子供たちをとても愛し接していました。その事を子供たち自身にも忘れないで欲しいと思い、このお墓を作りました。デザインは、夫が可愛がっていた息子のお友達がしてくれました。色とカタチの違う三枚の石塔は、私と娘と息子の三人を表しています。真ん中には丸い穴を貫通させ、その中に生前よく乗っていたセスナを操縦する夫が、青い秋空に飛ぶイメージをステンドガラスで表現してもらい、墓石にはめこみました。・・・・そして、その穴からいつまでも私たち家族を見守って欲しいという願いを込めました。

このお墓は近い将来産まれてくるであろう子孫にも、故夫の存在を伝え続けてくれることでしょう・・・」

  


ニューデザイン賞
ピアノ型墓石に亡夫が生前愛したヴィオラを彫刻
名前:玉田 恭子 年齢:78歳
住所:大阪府寝屋川市 墓地名:来迎寺境内墓地(奈良県奈良市)
お墓建立の際のエピソード

音楽をこよなく愛していた主人の為のお墓にしたいと決めていました。試行錯誤を繰り返した上で、形をピアノに、そして主人が生前愛したヴィオラを彫刻という形で表すことにしました。正面の桜の彫刻とハーモニーという文字のバランス、特にハーモニーの筆記体は何回もデザインの修正をしてもらいました。

最初からこの形になるとは思ってもいなかったですが、音楽(ヴァイオリン)が趣味だという石材店の担当の方と出会い、主人の人となり、半生を振り返る中で最終この形にたどりつきました。世界にたった一つの大切なお墓となりました。今後も楽しみにお参りしていきたいと思います。

試行錯誤の年月でしたが、やっと亡夫を偲ぶのに相応しい碑が建てられました。一ツ橋大学オーケストラでは、バイオリン、ビオラ、チェロを次々と弾いて活躍しておりましたが、ビオラは性に相った楽器らしく1959年に商社の初任給4ヶ月分とボーナスを合わせて求めたほど好きでした。しかし弾く暇もなくダラス、テキサスへ赴任でどこかのオーケストラに入会出来る時間的余裕はゼロでした。

小学生のころから始めたピアノはダラスでも自宅でも暇をみつけては弾くほど好きな楽器でした。フルオーケストラで弾くグランドピアノを自宅に置きたがっていましたが、我が家の床下の強度と広さを思うと購入できませんでしたので、せめてもとグランドピアノ型の墓石にビオラと「ハーモニー」という言葉を刻みました。

  


ニューデザイン賞
野球、卓球、ゴルフと、ボールと深い縁。お墓は球形
名前:堀 侑稔  年齢:75歳
住所:京都府宇治市 墓地名:宇治市天ケ瀬墓地公園 
お墓建立の際のエピソード

次男として分家後、家族全員(親(本人・妻・子・孫)がボールに携わる人生を送りつつあり、将来の家族の墓として平成16年に建立しました。

ボールに携わる人生とは、野球(本人・子・孫)、卓球(妻)の競技生活、ゴルフ(本人・妻・子)を趣味としたことを球形に表しました。また人生を角なく(丸く)送ることができるようにという想いと、いつも『元気に明るく』と墓前で手を令わせて欲しいという願いを込めました。



ニューデザイン賞
夫婦、娘の人生を象徴した「歌心」「球心」「茶心」
名前:久保田 實 年齢:80歳
住所:宮城県仙台市泉区 墓地名:本國寺 
お墓建立の際のエピソード

「歌心」「球心」「茶心」の意味を表しました。歌心は四年前に亡くなった家内は観光バスのガイドをして居たためか声が良かったです。

球心は、私が昭和50年から大学OBと町内の野球部で野球を続けて居ります。

茶心は、次女は短大卒後47才の現在まで独身で、茶道を続けて居りますので、私の次に此処に入るものと想います。墓石文字は故郷の弟に書いてもらいました。

弟は、銀行で40年以上書道を続けて居りましたので、喜んで応じてくれました。


ニューデザイン賞
「サンキュー」の気持ちを込めて直径39cmの地球儀付きお墓
名前: 佐藤 一久   
住所:静岡県富士市 墓地名:富士森林墓園
お墓建立の際のエピソード

自然を愛した父と、旅行好きの母に「ありがとう」を込めてお墓づくりをしました。中央の球は「サンキュー」の気持ちを込めて直径39cmの地球儀。ハート型にくりぬいた天窓からそそぐ光は、太平洋の真ん中に「?」を映します。

これは、お墓参りに来ていただいた方への感謝を表しました。ここ富士市の森林墓園は富士山を雄大に眺められ、それに並ぶように富士山型の墓誌を配置しました。両親への想いがつまったお墓になりました。

   


ニューデザイン賞
東日本大震災後、再起半ばで逝った夫のお墓は胡蝶蘭で縁取り
名前:橋口 咲子 年齢:65歳
住所:城県石巻市
お墓建立の際のエピソード

夫が花や草木に興味を持ち始めたのは、私の誕生日に鉢植えの胡蝶蘭をプレゼントしてくれ、翌年咲かせるにはどうしたらいいのだろうという思いからでした。見応えのある花だったのでお店に飾ることにしました。お客様の一人が見事な花だなぁと言った言葉を耳にした夫は、ちょっと誇らしげでした。お父さんは花を咲かせる人。私はそれを眺める人。そんなたわいもない日常が、2011年3月11日、東日本大震災の大津波により流されてしまいました。

家も店も失った絶望的な中、再起をかけ同年7月2日にお店をオープンする事ができました。今までの5分の1程の貸店舗でしたが、店内は待ち望んでくれたお客様達がお父さんの大好きな胡蝶蘭を贈って下さり、座るところもない位いっぱいでした。

さあこれからという矢先、8月に夫の病気が発覚し、同年11月9日に旅立っていきました。私共夫婦の目標は現役で50年仕事をし、老舗と呼ばれる店作りをすることでした。道半ばで旅立った夫に、昭和48年の開店以来こだわり続けた味で勝負と屋号とお寿司をプレートに刻んでいただきました。お墓の形はお父さんが馬と胡蝶蘭が大好きだったので、馬蹄形にして胡蝶蘭を刻んでいただきました。そして私達家族が過ごした場所は鎮魂の森になる予定です。

  


ニューデザイン賞
椰子の木とハイビスカスが大きく彫刻されたお墓
名前:高城 雄三(たかしろ)年齢:63歳
住所:東京都多摩市 墓地名:高城家墓地(香川県観音寺市)
お墓建立の際のエピソード

父が2012年4月に93歳で他界しました。父は三男でしたので、その時まで我が

家にはまだ墓がありませんでした。葬儀の後、父のお骨を見ていると、両親や兄姉が眠る一族の墓地に眠ってもらうのが父の幸せのように自然に思えてきました。生前、父は大好きな柳椰子やハイビスカスなどの南洋の植物に固まれた生活をしていましたので、墓石の代わりに大きな椰子の木を一本植えるのが良いと考えました。しかし、それでは植物の管理が行き届かず、雑草が生い茂るか、将来に椰子の木が枯れた時にみすぼらしくなると気付き、植物だけのお墓を断念しました。そこで百年後も椰子の木とハイビスカスが咲き乱れていて、雑草の心配のない墓が出来ないかと考えているうちに、ひとつのイメージが浮かんできました。それは、背丈の高い石板に椰子の木やハイビスカスを立体的に彫刻することでした。この案を一族がお世話になっている石材店さんに話したところ、快く引き受けてくださりました。

まず、椰子の木とハイビスカスの絵は父と同じように花が大好きな母に夫への想いを込めて描いてもらいました。その絵をより立体的に見えるように、墓石の正面の植物を側面にも回して、横からも見えるようにしました。墓石の裏側も、父が育てていた夜にしか咲かない花の『月下美人』を母に描いてもらいました。磨かれた黒い石に彫られた柳子の木や花々が生き生きと立体的に浮き上がり、正面は昼の花、裏面は夜の花で、一日中花が咲いているように見えます。それから、父はいろいろな夢をよく語ってくれる人でしたので、裏面の『月下美人』の咲く夜の世界に丸い月を描き、そこに『夢』の字を彫りました。こうしてできてゆく墓を見ていると、墓地の内側があたかも天上の世界のように感じたので、外構の石には雲を彫っていただきました。墓地の内側が天上の世界であることを表現したつもりです。こうして何度もデザインの変更を重ねてきましたが、なぜか不思議な不安を感じるのです。いつか心の中で百年先の安心を考えていました。仏様にお願いしたいと思いました。そこで、お地蔵様をお二人、四方に回転出来るようにして左右に安置しました。それから、お地蔵様の足元に父と私が育った町から見える、山々や島々の風景を彫っていただきました。天地の平安をつかさどるお二人のお地蔵様に護られて、気持ちが落ち着きました。これからが、私の最後のこだわりで自分もいつか入りたいなと思うような墓です。いつも納骨の時に思うことは、納骨室が暗い・冷たい・汚い・狭いなどで、入りたくないなと思っていました。そこで、納骨室の内を金箔で貼りめぐらし、明るくて緒麗で広く感じる納骨室にしました。この部屋に父が生前分けていただいていた祖父母と伯父のお骨を父と一緒に納めました。親子兄弟と明るい部屋で集い、父も何か嬉しそうに思っているように感じました。いつの日か私もここで、みんなと一緒に安らぎたいと思えてきました。

施主のこだわりをかなえたいとの気持で、何度も試験彫りをしてくださり、予想を超えた出来栄えになりました。お墓に対する私のこだわりを全て実現して頂いた石材店様に心から感謝しております。ありがとうございました。


ニューデザイン賞
墓碑にはオリーブの木にとまる鳩をデザイン。花壇付き
名前:中村 伸夫    年齢:58歳
住所:宮城県仙台市泉区 墓地名:北山キリスト教墓地
お墓建立の際のエピソード

昨年8月に父を、そして11月に母を天国へ送りました。父は墓所を用意していましたが、幕石の建立については何も話しませんでした。おそらく、息子達が造ることに全面的に委ねてくれたのだと思います。父が、もし一緒にデザインすることが出来たなら、昔私達と一緒に家を建てた時と同じように、「それがいい、それで、いこう!」とデザインするのを楽しんでくれたと思います。そのようなセンスのいい父を想い、花が好きだった母をも想いつつ、次の3つのことを考えながらデザインしました。

一つ目は、昔ながらの墓地の中に建てますので、新しいオリジナリティを出すとともに色合いや高さを考えました。色は黒系の2色の石を使い、ツートンカラーにしました。隣の墓石と高さを揃えましたが、我が家らしさを出すために、お店に入って目をとめたブロンズを使おうと考えました。デザインはいろいろあるのでしょうが、オリーブの木にとまる鳩をデザインしたものが大変印象に残り、採用しました。

二つ目は、緑がいつもそばにあればという願いをもって、花を植える花壇を造ったことです。いつも庭の花を上手に生かして玄関に活けていた母を想い、私達が育てているクリスマスローズを植えました。四季を通した葉の緑と早春の花、上手く育ってくれることを願っています。

三つ目は、そこが語らいの場になれるように、小さなベンチを置いたことです。小さなベンチですが、腰を下ろすと気軽に話しかけられる、そんな場所になりました。また、父が生前一緒に過ごしていた愛犬の足型を、ベンチの側面にさりげなく彫っていただきました。

こんないろいろな想いを受け止めていただき、予想以上の仕上がりにとても満足しています。納骨の際に参列していただいた方々にもとても好評でした。きっと両親も満足して天国で微笑んでいると確信しています。


ニューデザイン賞
ガラスを使った「光り墓」に、以前のお墓を再利用した花壇を配置
名前: 荒木 孝一郎    年齢:65
住所:北海道札幌市中央区 墓地名:平岸霊園 
お墓建立の際のエピソード

私たちのお墓改修計画は、今から3年前の東日本大震災と祖父の夭折を機に始まりました。

当初、いくつかの墓石店に資料請求や見積の依頼を繰り返しましたが、ピンと来るものはなく、頭を抱えておりました。そんな折に、ある日インターネットで、これまでのお墓のイメージを覆すガラスのお墓「光り墓」に偶然出会いました。陽光の中で煌めくガラスのお墓は大変美しく、家族一同、瞬時に目を奪われ、心を動かされました。

「光り墓」の北海道エリア担当店としてご紹介いただいた石材店には、半年にもわたる長い期間、滝川市から札幌市まで足を運んでいただき、その熱意とお人柄に、安心してお墓をお願いすることが出来ました。

私たちが知り得なかった、以前のお墓に使われていた札幌硬石にまつわる北海道史をはじめ、国内外のお墓とその土地に暮らす人々の生活文化との関係性など、多くの時間を共有したからこそお聞きすることができたお話が数多くありました。

石材店のお話を通して、家族でお墓について考え、時間をかけて話をしていくうちに、お墓そのものに関しても家族のルーツに関しても、より深く知ることこそが、「愛着」や「尊ぶ気持ち」に繋がっていくことを初めて強く実感し、私にとって非常に貴重な経験となりました。

私たちのお墓は、「時代を問わず四季に溶け込む、明るくシンプルな雰囲気のお墓にしたい。」という当初からの希望通り、皆が気軽にお参りに訪れたくなるようなお墓が完成しました。また、石材店から親身なご提案をいただき、以前のお墓の札幌硬石を用いて花壇として再配置するというアイディアも叶い、以前のお墓と新しいお墓とが互いに寄り添う、素敵なお墓となりました。

家族一同が心から納得できる、この上ないお墓が完成し、大変喜ばしく、そして誇らしく思っております。携わっていただいた多くの方々に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。


ニューデザイン賞
亡夫の絵手紙を墓石前に彫刻
名前:菅原 秀子 年齢:71歳
住所:宮城県仙台市太白区 墓地名:葛岡墓園
お墓建立の際のエピソード

主人は以前から絵手紙を書くのが大好きで、知人にはいつも丁寧に絵手紙を送っておりました。また貴重面な人ですから、その一枚一枚をコピーしてファイルに整理してとってありました。

主人のお墓を造るにあたり、息子も家族もみな、お父さんの想い出をお墓に刻んであげたいねと言いだし、全員一致でその絵手紙を彫刻してもらうことにしました。

数ある作品のなかから、クロッカスをよく書いていたので、クロッカスの花と「春をみつけて 心がはずむ」という文章を影彫りという技法で主人の絵や文字そのままに彫刻してもらいました。納骨の際、息子が「確かにお父さんの絵と字だね〜」って懐かしそうに呟きました。お墓に行くといつも優しい主人の想い出に会えるような、心落ち着くお墓になりました。


    


ニューデザイン賞
山と川と海をシンプルに表現したお墓
名前:烏田 博夫(からすだ)年齢:56歳
住所:広島県大竹市 墓地名:フラワーパーク焼山墓苑
お墓建立の際のエピソード

テーマ:自然「山,川,海」

墓は死後の住まいであり,誰からも受け入れられるデザインであるべきだと考えます。現在は,墓地の不足が問題になっています。また,まわりを見ると,先祖代々の墓があってもいろいろな事情で,跡を継ぐ人間が少なくなり維持・管理するのが難しくなってきている現状もあります。今回,新しい墓に,いくつかの墓をまとめられるようにしました。そのような墓には,誰もが入りやすく,宗教をあまり感じさせないオリジナルデザインの墓が望ましいと考えました。そのためには,誰にも共通した普遍性を重視したデザインを考える必要があります。

日本人は,死後,人は自然に還るという心情を根底に持っていると思います。そこで「自然を主題とし,それを表す山・川・海のイメージを取り入れたデザイン」をテーマとしました。山と川と海をシンプルに表現し,統一性を持った,優しいデザインを考えました。制作にあたっては,仏石は3つの峯を持つ「山」をイメージした形とし,全体をなだらかな曲面で表現しています。前面には「川」を配置し,川は山から流れくる早瀬と蛇行する姿で表現しています。下部の石室のフタには「海」をイメージした波で表現しています。墓の配色は灰色を基調とし,仏石と香炉の部分に黒っぽい石を使うことによって印象的に表すようにしました。

【作成してまわりの人の感想や声】
・「かわいい墓。」
・「わたしもこんな墓に入りたい。」
・「この山のデザインは○○山で,この川のデザインは△△川だ!」というように,見る人にとってそれぞれ自分の心の中にある山,川,海を連想していました。
・「後ろからの景色は宇宙を感じる。」
・「いい墓ができた。」
・「自分にもつくってほしい。」



ニューデザイン賞
「自然にかえりたい。」という亡父の遺志にそった万成石のお墓
名前:大川 隆司    年齢:39歳
住所:熊本県熊本市中央区 地名:熊本市営桃尾墓園  
お墓建立の際のエピソード

父が亡くなり、お墓を建立することにしました。父は「自然にかえりたい。」と生前言っていたこと、母が草花を好きであることを考えて、自然な感じのお墓を建立したいと思いました。

そんな時、石材店で今回の墓石をみつけました。温かい雰囲気の万成石が自然な感じで気に入りました。花好きの母も山桜のような色合いの石を気に入ってくれました。上品で存在感のある、そして「自然にかえる」という父の意思にそうお墓ができたことを感謝しています。



ニューデザイン賞
故郷の山々を思わせるような、懐かしく、暖かく、和やかなお墓
名前:矢野 三枝    年齢:58歳
住所:香川県高松市 墓地名:高松市牟礼町羽間地区墓地
お墓建立の際のエピソード

長い単身赴任生活を終え、翌年には定年退職して我が家に帰れるという矢先の突然の事故でした。こんな形で帰宅した主人、それをなかなか受け入れられない私。

そんな中で、息子が選んでくれたお墓が、庵治石製の「三座墓」庵治石製でした。

主人の生まれ育った故郷の山々(庵治石が採れる五剣山)を思わせるような、懐かしく、暖かく、和やかな気持ちにさせてくれる丸いフォルム。桜の花まで彫っていただき、今まで私の持つお墓のイメージと違う、春のような穏やかな空間をかもし出してくれました。巻物には、私の好きな言葉を、と、

「一期一会 まためぐり会えますように」

と記していただきました

そして、うちで飼っていた、今は他の場所で眠る愛犬たちへの思いや、主人が寂しくないように、とか、幼い孫たちが、じぃじに会いに来て喜ぶよう にと、いろいろな思いから、可愛い犬の置物も添えました。縁あってめぐり会い、家族となった私たち、いつの日か、またきっとめぐり会えますように、と願いを込めて。

  

ニューデザイン賞
人生は「邂逅」。蔦の絵で人と人の繋がりをイメージ
名前:山口 美空
住所:宮城県仙台市青葉区 墓地名:仙台市いずみ墓園
お墓建立の際のエピソード

伯母さんの突然の訃報に、家族全員が驚き愕然としました。あんなに元気だったのにという思いと、独り静かに逝ってしまった悲しみが込み上げてきて、涙が止まりませんでした。それからの私達は、カトリック信者であった伯母さんをどのように埋葬したらよいのか、、家族のこれからも含めて、お墓のことを真剣に考えました。祖父母も漠然と胸に抱いていたことを、具体化するきっかけになったようです。

祖父母、父母、子供そして伯母さん。母は皆がひとつのお墓に集うことができればいいと思い、祖父母は飾らないお墓がいいと考え、私も話を聞いているうちに、刻む言葉は「邂逅」が良いと提案しました。

人との出会いは偶然かもしれないけれど、それが力となり、喜びになり、人生をも変えてしまう、生きていくうえでとても大切なことです。そうした出会いがあったからこそ、私がここにいるのです。今は、父や母に感謝の気持ちでいっぱいです。伯母さんは生涯独身でしたが、決して独りではないことを伝えたいのです。私達の家族同然だということを知らせたいのです。

このお墓は、めぐりあいによって生まれた深い絆を、大切に想い集う場所であって欲しいと考えました。蔦の絵は、住む世界が違っていても、どこかで繋がりがあるような想いで描きました。そして、シンプルながらとてもモダンなお墓の形は、祖母が選びました。お洒落だった伯母さんも、きっと気に入ってくれると思います。遠い将来に、もしも私がここに入れるならば、それもいいなと思いました。


ニューデザイン賞
書道家が書いた「縁」の文字。まわりに「むすびつき」「つながる」など
名前:渡邉 国男 年齢:49歳
住所:群馬県前橋市 墓地名:タガイ前墓地
お墓建立の際のエピソード

平成25年8月28日に父が亡くなりました。母も家族も本当に父には苦労を掛けられた、そんな父でしたので、訳あって私の妻や子供達とは死の前日まで一度も逢うことがありませんでした。お医者様より今日・明日がヤマと言われ、私の家族に父の話を初めてしました。面会をするかどうかを訪ねると皆『逢いたい』と言うので初めて対面をしました。既に父にはあまり意識はありませんでしたので家族の事が解ったかどうか解りませんが、そんな中でも目を見開いて私の家族の顔を見てうれしそうな顔をしていた様に思えます。

そんな父でしたので実家の墓には入ることが出来ず、お寺様にお骨を預かって頂きました。そこで、家族と相談して我が家のお墓を建てようと計画が進みました。墓地を購入し、既に建っている他の家のお墓は殆どが和型のお墓でした。せっかくお墓を建てるのに、どうしても私は和型が嫌だったので洋風のシンプルな物を考えました。

一番に考えたのはお墓に刻む言葉を考え、その後にデザインを考えました。今回の事で家族の縁(つながり)や色々な人との縁(結びつき)を感じる事が出来たので絶対に『縁』と刻もうと妻と相談して決めました。そんな中ネットを見ていたら、書道家の先生の書を見つけ絶対にこの言葉を使いたいと思い相談して書いて頂きました。記念碑の様なお墓にして、お墓詣りしてくれた人達が皆、縁あって繋がっている事を、思い出せる、そんなお墓を作りました。家族全員が気に入った作品が出来上がり喜んでいます。


ニューデザイン賞
「家族5人がいつも一緒だよ」の思いを込め、星の入ったガラス玉が5個
名前:萩原 賢   
住所:静岡県三島市 墓地名:泉福寺
お墓建立の際のエピソード

昨年母が帰らぬ人となり、それを機にお墓の建立を考えることになりました

デザインは、他とは違うお墓にしたかったので、いろいろな石材店を訪れ、どんなデザインのお墓にしようかと悩んでいました。そんな時に、ふと訪れた石材店の展示場に展示されていた「スター」というモデルを拝見し、このデザインが大変気に入り、私と妻でこのモデルをベースとしたお墓作りをしようと決めました。

お墓作りにあたり、大切にしたかったのは、亡き母への「想い」 と家族の「和」 でした。母は大変花好きでしたので、お墓参りに行くときは花を沢山飾れるよう花筒を4つにしました。ただ、生花はすぐに枯れてしまうものなので、いつ来ても花が飾ってあるようにと、石塔にバラの花を模したブロンズを設置。背壁には、「家族5人がいつも一緒だよ」という思いを込め、星の入ったガラス玉を5つ入れました。

また、石塔には、母の名前が「さち子」で、母の戒名に入っていた文字であったことと、生前、母が家族のみんなで「幸せ」に暮らせていたこと。そして、これからも私達家族が「幸せ」に暮らせるようにという願いの、3つの意味合いを含め、「幸」の文字を娘に書いてもらい彫刻することにしました

墓地が完成し、100力日の法要後の納骨には、息子が母の遺骨を納骨。こうして家族全員がお墓作りに携わることができました。いつも働き者で、頑張り屋の母。本当に今までありがとう。そしてご苦労様でした。きっと天国でこのお墓を見て、喜んでくれていると思います私達家族にとっても、忘れることの出来ない、かけがえのない想い出となりました。

   


ニューデザイン賞
聖書を広げたような大きな屏風型の碑石。真ん中の空間で十字架
名前:木下 恵美子  年齢:65歳
住所:山梨県北杜市 墓地名:成岡共葬墓地
お墓建立の際のエピソード

四方に山々を見渡す小高い丘にある地域の共同墓地に、クリスチャンとして学び信じてきた主の教えのもと建てたお墓ができました。聖書を広げたような大きな屏風型の碑石。その真ん中に空間として十字架を表現しています。十字架の間から垣間見える里山の風景、南アルプスの山々、そしてそこから差し込む夕日。碑石には私たちが大切にしている聖書の言葉を刻みました。また、碑石の前の祭壇と反対側にある腰掛には日本でのキリスト教の苦難の歴史の中で使われてきた図案や、主イエスをイメージする絵を彫りました。

私は宮城県女川町出身。ご縁あって夫と山梨県白州町に移住し27余年が経ちますが、故郷の土地や家族のことはずっと愛しています。ところがあの震災で母と妹を津波で亡くしました。震災の1週間ほど前に久しぶりに郷里に帰り、実家の家族との語らいをもった直後のできごとでした。手を尽くして行方を捜しましたがみつからず。これ以上ないくらいの苦難と思われましたが、家族や友人の励ましもあり、天国で元気にしていることを思い安心と希望を持てるようになってきました。また母と妹のお墓を北杜市に建てたいと思うようになりました。幸いお世話になっている教会の牧師先生のご支援や地域の方のご理解もあって、自宅からそう遠くないこの共同墓地を譲っていただくことができました。碑石の後ろには母と妹の生年月日と亡くなったと思われる震災の日、そして私たち夫婦の生年月日もすでに彫刻してあります。

夫は英語教育が専門で、自宅でも毎月英語によるバイブルクラスを開き、地域の方と交流しています。八ヶ岳南麓が好きで移住した方、もともと地元にいらっしゃる方などいろいろな方と知り合えるのは、とても幸せなことです。私たちが建てたお墓は木下家のお墓でもありますが、そんな風にして幸せな出会いをした知縁の方々にも入っていただけるお墓としても開放したいと思っています。美しい八ヶ岳南麓の里山に抱かれ、ここで祈りをささげながら家族を思い、隣人を思い、いつまでも笑顔の絶えないお墓。外国のように楽しくピクニックができるようなお墓であることを夢見ています。

   


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