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2010年8月

6月29日、世界遺産フランスのモン・サン・ミシェルで創業60年イベント

メリーチョコレートがニッポンの桜(三春滝桜)を植樹

地球環境に大きな影響を受ける桜を通して、環境問題を世界にアピール

モン・サン・ミシェル市、廿日市市 姉妹都市1周年記念イベントとも連携


6月29日、ユネスコ世界遺産として有名なフランスのモン・サン・ミシェルの修道院の庭に、日本を代表する桜の苗木が植えられた。日仏友好の証として贈られた桜は、世界遺産の素晴らしさと同時に、地球環境の大切さを、訪れる世界中の人々に訴える。

この桜植樹は、創業60年を迎える株式会社メリーチョコレートカムパニー(本社・東京都大田区、1950年創業、社長:吉田 宏)が60年記念事業、CSR活動の一環として企画した。日本国内でも、全国7ヵ所の小学校に桜を植える「メリー 桜プロジェクト」を実施してきたが、モン・サン・ミシェルはその国際版。年間300万人が訪れる世界遺産の地で、地球環境に大きな影響を受ける桜を植え育て、花を咲かせ続けることで、かけがえのない地球環境を世界に訴えようというねらい。

植樹イベント当日は、日本から参加したメリーチョコレートの吉田社長とモン・サン・ミシェル市幹部が、日本三大桜である三原滝桜(福島県)の子孫樹3本を植樹。その後、AUN J-クラシック・オーケストラが和楽器を演奏、日本文化の粋を披露した。吉田社長は前日にモン・サン・ミシェル市のエリック・ヴァニエ市長と会談し、環境問題について意見交換を行っている。

モン・サン・ミシェルは、18世紀に人工的に作られた陸地側と結ぶ道路の影響で、潮の流れが悪くなり堆積物が蓄積、生態系、景観に悪影響を受けてきた。そのため貴重な観光資源をよりよく保つために、道路を撤去するとともに、約1.8qの橋の建設など環境修復事業に取り組み始めている。桜植樹を通して地球環境問題を世界にアピールしたいという、メリーチョコレートの提案に大きな共感が寄せられた。

桜植樹イベントは、<モン・サン・ミシェル市、廿日市市 姉妹都市1周年記念「ふるさと交流プログラム」>と連携して行われた。29日の桜植樹の後は、市庁舎に会場を移し、「恋人の聖地認定式」、モン・サン・ミシェル市、廿日市市代表者による親睦会が開催。さらにモン・サン・ミシェルに戻り、修道院内の一般公開されていない特別の部屋でAUN J-クラシック・オーケストラによる和楽器コンサートが開催された。また、翌30日には桂由美プロデュースの「モン・サン・ミシェル・ウェディング」が開催され、日本人2組のカップルが家族や市民、観光客が見守る中、日本人初のシビルウェディング(市民結婚式)を行った。ここでは花嫁が参列者や現地の人にスペシャルプレゼントを行った。この結婚式のための特別レシピ、モン・サン・ミシェル周辺の名産「ゲランドの塩」を使ったメリーチョコレートの焼き菓子「ル ボヌール」モン・サン・ミシェルバージョンがお祝いとして配られた。

モン・サン・ミシェルには年間300万人の観光客が訪れ、そのうち約15%が日本人だといわれるが、今後ますます我々日本人に親しみのある世界遺産となりそうだ。

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吉田社長とモン・サン・ミシェル市幹による桜苗木の植樹風景
植えられた三原滝桜の苗木
世界遺産 モン・サン・ミシェル
AUN J-クラシックの和楽器演奏

企画実現の背景

この夢のような計画が実現した背景には、モン・サン・ミシェル市が日本との国際交流に積極的に動き始めていること(広島県廿日市市との姉妹都市提携)、またパリで毎年開催されるチョコレートの祭典「サロン・ド・ショコラ」に同社が出展し「第15回サロン・ド・ショコラ パリ」で3年連続して「国際優秀賞」を受賞した功績が大きい。チョコレートの本場ヨーロッパで日本のチョコレートの評価を不動のものにした受賞は、モン・サン・ミシェル市関係者の耳にも届いていた。メリーチョコレートの「桜プロジェクト」海外版の打診に、「あのメリーチョコレートなら」と快諾してくれた。加えてモン・サン・ミシェル側も、地球環境保護に大きな関心を抱いている。モン・サン・ミシェル自体、18世紀に人工的に作られた陸地側と結ぶ道路の影響で、潮の流れが悪くなり堆積物が蓄積、生態系、景観に悪影響を受けてきた。そのため貴重な観光資源をよりよく保つために、道路を撤去するとともに、約1.8qの橋の建設など環境修復事業(モン・サン・ミシェル・プロジェクト)を進めている。メリーチョコレートの提案する、桜植樹を通して地球環境問題を世界にアピールしたいという願いは、モン・サン・ミシェル市関係者と共有する。


モン・サン・ミシェルについて

フランス西海岸、サン・マロ湾に浮かぶ小島に築かれた修道院。1979年「モン・サン・ミシェルとその湾」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、1994年10月にはラムサール条約登録地となった。年間300万人の観光客が訪れ、うち15%が日本人。


メリーチョコレートの取り組み「メリー 桜プロジェクト」

1300年の歴史をもつ奈良の桜「吉野の桜」は、近年、環境問題などから枯れて倒れる木が多くなり、危機に瀕している。また、日本全国でも桜の老木が増え、枯れてしまっている小学校が多くみられる。メリーは日本に1本でも多くの美しい桜を咲かせるため、美しい桜の感動を子供たちに、そして多くの日本人に伝えるため、創業60年記念事業、CSR活動の一環として「メリー桜プロジェクト」に取り組み、全国7ヵ所の小学校に桜を植樹することを推進している。3月より千葉市の小学校から始まった植樹イベントには、世界で活躍する和楽器のデュオ「AUN」(井上良平、公平の双子ユニット)が生演奏を披露。音楽を通しても和の“美”を体験する、記憶に残る植樹イベントとなっている。


モン・サン・ミシェル市・廿日市市 姉妹都市締結

2008年の「日仏観光交流年」に、フランス観光開発機構と日本政府観光局が共同で作成したポスターに、フランスのモン・サン・ミシェルとともに広島県の厳島神社の大鳥居が起用された。モン・サン・ミシェルと宮島は、共に海に浮かぶ世界遺産であること、信仰の聖地として1000年以上の歴史があること、それぞれの国を代表する観光地であることなど大きな共通点がある。これを契機に両市の交流が始まり、2009年5月にエリック・ヴァニエ市長を迎え、厳島神社で「廿日市市、モン・サン・ミシェル 観光友好都市提携調印式典」が行なわれた。両市は互いの観光宣伝を行うこと、共通のテーマに基づいたイベントなどを行い、互いに文化交流を図っていくことになった。


モン・サン・ミシェル市・廿日市市 姉妹都市1周年記念「ふるさと交流プログラム」

姉妹都市1周年記念事業の一つとして計画されたのが、今回の「ふるさと交流プログラム」。大都市や首都同士の交流とは違った地方と地方、郷土と郷土、身の丈にあった国際交流を行おうという趣旨。初めての記念事業として、6月末にモン・サン・ミシェルでさまざまなプログラムを実施した。NPO法人地域活性化支援センターと桂由美氏による「恋人の聖地」認定式、「モン・サン・ミシェル・ウェディング」やAUN J-クラシック・オーケストラによる和楽器コンサート。メリーチョコレートの桜植樹も、この記念事業の一環に組み込まれて実施された。


モン・サン・ミシェル近くの名産「ゲランドの塩」を使った記念のクッキー

日本人初の「モン・サン・ミッシェル・ウェディング」で配られるお祝いのお菓子として、モン・サン・ミシェル周辺の名産「ゲランドの塩」を使った「日仏友好クッキー」が作られた。このレシピをもとに「ル ボヌール」モン・サン・ミシェルバージョンが製品化され、6月20日より全国のデパートのメリーチョコレートショップで販売中である。メリーチョコレートは、これを機に「ル ボヌール」に加え、モン・サン・ミシェルをテーマとし、現地の素材を使ったスイーツを今後も順次開発、日本で展開していく予定。


三春滝桜(みはるたきざくら)

福島県田村郡三春町にある、樹齢1000年以上のベニシダレザクラ(紅枝垂桜)の古木。開花期、四方に伸びた太い枝から真紅の滝がほとばしるように花を咲かせることから名づけられた。岐阜県の淡墨桜、山梨県の神代桜と共に日本三大桜と称されている。1922年(大正11年)に国の天然記念物に指定された。子孫樹・姉妹樹は国内だけでなく、指揮者で親日家のカラヤン生誕100周年記念としてオーストリア・ザルツブルク市にも植樹されている。    


AUN J-クラシック・オーケストラ(アウン ジェイ クラシックオーケストラ)

和楽器を「かっこよく、わかりやすく」をテーマに、和楽器界で活躍する若手メンバーで2008年12月結成。
鬼太鼓座出身 AUNの井上良平・公平を中心に、鼓童出身鳴り物秀、ロシア国際音楽祭金賞のHIDE-HIDEこと尾上秀樹、石垣秀基、箏の市川慎、山野安珠美、篠笛の山田路子の計8人で活動。
ファーストアルバム「和楽器でジブリ」。は、2010年6月の1ヶ月間、ANA国際線のダイマジックにて採用が決定。
2010年2月、メディアファクトリーより、Jポップの桜の名曲、コブクロ、ケツメイシ、福山雅治、松任谷由美らの曲をカバーした「桜-SAKURA-」をリリース。3月から「桜前線ツアー」を開催し、東京をはじめ、長崎県大村市、広島県世羅町、奈良市、岐阜県揖斐川町、会津若松市など全国6ヶ所の桜の名所を回ったコンサートを実施。
AUN公式ホームページアドレス http://aun-japan.syncl.jp/


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