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2010年5月

天空の城 世界遺産 仏のモン・サン・ミシェルで創業60周年イベント

メリーチョコレートがニッポンの桜植樹

地球環境に大きな影響を受ける桜を通して、環境問題を世界にアピール

モン・サン・ミシェル市・廿日市市 姉妹都市記念
「ふるさと交流プログラム」とも連携


 ユネスコ世界遺産として日本人にもよく知られるフランスのモン・サン・ミシェルに、日本を代表する桜の苗木(三原滝桜)が植樹される。年間300万人が訪れる世界遺産の地で、地球環境に大きな影響を受ける桜を植え育て、咲かせることで、環境問題を世界に大きくアピールする。

 この植樹計画は、創業60周年を迎える株式会社メリーチョコレートカムパニー(本社・東京都大田区、1950年創業、社長:吉田 宏)が60周年記念事業、CSR活動の一環として推進する。すでに国内では、全国7ヵ所の小学校に桜を植える「メリー 桜プロジェクト」を実施してきた。

 環境問題が叫ばれる中、小学生に桜の植樹という経験を通して樹木を育て、花を咲かせる喜びや日本固有の美しさを伝え、児童の情操教育に役立てたいという願いがこめられる。3月より千葉市の小学校から始まった植樹イベントには、世界で活躍する和楽器のデュオ「AUN」(井上良平、公平の双子ユニット)が生演奏を披露。音楽を通しても和の“美”を体験する、記憶に残る植樹イベントとなっている。

 日仏友好の証ともなる「モン・サン・ミシェルに桜植樹」は、「メリー 桜プロジェクト」海外版の位置づけ。6月29日、モン・サン・ミシェル市のエリック・ヴァニエ市長ら現地関係者、メリーチョコレート関係者らが、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に築かれた修道院モン・サン・ミシェルの一角に「三原滝桜」の子孫樹苗木5本を植える。植樹の前には「AUN」の桜をテーマにしたAUN J-クラシック・オーケストラライブを開催する。

 この夢のような計画が実現した背景には、モン・サン・ミシェル市が日本との国際交流に積極的に動き始めていること(広島県廿日市市との姉妹都市提携)、またパリで毎年開催されるチョコレートの祭典「サロン・ド・ショコラ」に同社が出展し「第15回サロン・ド・ショコラ パリ」で3年連続して「国際優秀賞」を受賞した功績が大きい。チョコレートの本場ヨーロッパで日本のチョコレートの評価を不動のものにした受賞は、モン・サン・ミシェル市関係者の耳にも届いていた。メリーチョコレートの「桜プロジェクト」海外版の打診に、「あのメリーチョコレートなら」と快諾してくれた。加えてモン・サン・ミシェルも、地球環境保護に大きな関心を抱いている。モン・サン・ミシェル自身、18世紀に人工的に作られた陸地側と結ぶ道路の影響で、潮の流れが悪くなり堆積物が蓄積、生態系、景観に悪影響を受けてきた。そのため貴重な観光資源をよりよく保つために、道路を撤去するとともに、約1.8qの橋の建設など環境修復事業(モン・サン・ミシェル・プロジェクト)を進めている。メリーチョコレートの提案する、桜植樹を通して地球環境問題を世界にアピールしたいという願いは、モン・サン・ミシェル市関係者と共有する。

 また、<モン・サン・ミシェル市、廿日市市 姉妹都市記念「ふるさと交流プログラム」>とも連携する。桜植樹の翌日の6月30日、地方と地方、郷土と郷土、身の丈にあった国際交流を行おうという趣旨で開催されるプログラムは、桂由美プロデュースの「モン・サン・ミシェル・ウェディング」、「恋人の聖地」石碑除幕式、さらにモン・サン・ミシェル市内を両国の市民が着物でパレードする「モン・サン・ミッシェル着物日和」が実施される。メリーチョコレートでは、このイベントに合わせて姉妹都市記念商品を日仏双方で販売するとともに、今後もモン・サン・ミシェルを切り口にした商品を順次発売していく計画である。

 世界遺産モン・サン・ミシェルの一角に植えられた桜が、いつまでも咲き続け、訪れた世界中の人たちに自然環境の大切さを実感させてくれるきっかけになってくれれば幸いだ。

モン・サン・ミシェルについて
フランス西海岸、サン・マロ湾浮かぶ小島に築かれた修道院。1979年「モン・サン・ミシェルとその湾」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、1994年10月にはラムサール条約登録地となった。年間300万人の観光客が訪れ、うち15%が日本人。また、海に浮かぶ世界遺産であること、信仰の聖地として1000年以上の歴史があることなどの共通点があることから、厳島神社の大鳥居のある広島県廿日市市と、2009年に姉妹都市提携を行った。
三春滝桜(みはるたきざくら)
福島県田村郡三春町にある、樹齢1000年以上のベニシダレザクラ(紅枝垂桜)の古木。開花期、四方に伸びた太い枝から真紅の滝がほとばしるように花を咲かせることから名づけられた。岐阜県の淡墨桜、山梨県の神代桜と共に日本三大桜と称されている。1922年(大正11年)に国の天然記念物に指定された。子孫樹・姉妹樹は国内だけでなく、指揮者で親日家のカラヤン生誕100周年記念としてオーストリア・ザルツブルク市にも植樹されている。
メリーチョコレートの取り組み
1300年の歴史をもつ奈良の桜「吉野の桜」は、近年、環境問題などから枯れて倒れる木が多くなり、危機に瀕している。また、日本全国でも桜の老木が増え、枯れてしまっている小学校が多くみられる。メリーは日本に1本でも多くの美しい桜を咲かせるため、美しい桜の感動を子供たちに、そして多くの日本人に伝えるため、CSR活動の一環として「メリー桜プロジェクト」に取り組み、日本の小学校に桜を植樹することを推進している。メリーホームページアドレス  http://www.mary.co.jp 
AUN J-クラシック・オーケストラ(アウン ジェイ クラシックオーケストラ)
和楽器を「かっこよく、わかりやすく」をテーマに、和楽器界で活躍する若手メンバーで2008年12月結成。
鬼太鼓座出身 AUNの井上良平・公平を中心に、鼓童出身鳴り物秀、ロシア国際音楽祭金賞のHIDE-HIDEこと尾上秀樹、石垣秀基、箏の市川慎、山野安珠美、篠笛の山田路子の計8人で活動。
ファーストアルバム「和楽器でジブリ」。は、2010年6月の1ヶ月間、ANA国際線のダイマジックにて採用が決定。
2010年2月、メディアファクトリーより、Jポップの桜の名曲、コブクロ、ケツメイシ、福山雅治、松任谷由美らの曲をカバーした「桜-SAKURA-」をリリース。3月から「桜前線ツアー」を開催し、東京をはじめ、長崎県大村市、広島県世羅町、奈良市、岐阜県揖斐川町、会津若松市など全国6ヶ所の桜の名所を回ったコンサートを実施。
AUN公式ホームページアドレス http://aun-japan.syncl.jp/
モン・サン・ミシェル市・廿日市市 姉妹都市締結
2008年の「日仏観光交流年」に、フランス観光開発機構と日本政府観光局が共同で作成したポスターに、フランスのモン・サン・ミシェルとともに広島県の厳島神社の大鳥居が起用された。モン・サン・ミシェルと宮島は、共に海に浮かぶ世界遺産であること、信仰の聖地として1000年以上の歴史があること、それぞれの国を代表する観光地であることなど大きな共通点がある。これを契機に両市の交流が始まり、2009年5にエリック・ヴァニエ市長を迎え、厳島神社で「廿日市市・モン・サン=ミシェル 観光友好都市提携調印式典」が行なわれた。両市は互いの観光宣伝を行うこと、共通のテーマに基づいたイベントなどを行い、互いに文化交流を図っていくことになった。